2009年3月6日金曜日

ベンジャミン・バトン

 
先週末に公開中のベンジャミンバトンを見に行って来たので、今日はその報告を。
1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていく一人の男の話。簡単に言うとbbの一風変わった人生を辿るといったストーリーです。

まずこの映画は何と言ってもメイクがすごいです。CGの技術を駆使し、80歳の老人もブラピが演じているのですが、どことなくしわしわの顔にもブラピの面影が残っていて、ある意味少し怖いくらいです。人が年をとると、若い時にハンサムであろうが美人であろうが、そんな事は全く関係なくなってしまうのだなという事を切に感じましたよ。

では内容についての感想を。ネタばれは無しです。あくまでも私の感想です^^;

普通ここまで奇異な存在であれば、いじめられたり、社会から隔離されたりしそうですが、捨てられていたbbが拾われたのは老人施設だったので、子供なのに老人のような顔や体をしていても、そこまで浮いて目立つということはありませんでした。そのため、映画にどんよりとした暗い雰囲気はあまり感じられず、見終わった後も沈むことはそこまで無かったです。一番注目すべき点はbbのいかなる境遇に生まれようとも、人生を悲観することなく、卑屈になることなくその時々を楽しんで過ごす姿勢なのかなと思いました。常識から考えると、若返っていくことはとてもうらやましい事のようですが、若返りも思いどうりの地点でストップできなければ悲しい事のように思いました。私たちが普通に得ている幸せも、逆方向の人生を歩むbbには不可能なことが多く、若さを求めるのも人間の一種の無いものねだりのような気がしました。幸せになるためのひとつの手段は、自分の今の境遇に感謝することなのかもしれませんね。もちろん新たな物を求めて努力することも必要だと思いますけど、ほどほどが肝心てことですかね。

映画としては、bbの人生を淡々と追っていくという構成なので、そこまでbig newsがあるわけでもなく、途中少々だれてしまうかも。映画自体のメッセージとしては深いのですが、娯楽としては☆3つ(☆5つ中)くらいかな。若返っていくbbの最期がどのようなものか?こういうところも見どころだと思います^^後は映画館なりDVDなりで楽しんでくださいな^^v

2 件のコメント:

  1. ベンジャミン・バトン!
    本の方で読ましてもらいましたよ^^
    フィッツジェラルドやったんよねぇービックリ!

    そして映画の方は老人施設で拾われるんですか!!本の方では普通に病院で生まれて両親に引き取られて…てな感じだったんですが何で映画版は若干変えたんでしょうかね?

    映画のテーマはそれでも人生素晴らしい!って感じで宣伝されてましたよね?原作読んだ限りでは、なかなかどうして素晴らしい感じにまとまってるんや?ってストーリーでしたが、やーさんの感想文を読んで納得!原作の方も淡々としてて終わりもしていてCMで言われてるほどベンジャミン氏が自分の人生に満足していたのかナゾやったんですが映画の方はどんより系ではなかったのですか!!ほーぉ納得!そうか!

    そしてやーさんの感想文の深さに感動です(・v・)

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  2. え~捨てられていたわけではないんですか!?
    もっとドラマチックにしたかったんですかねぇ^^;

    ありがとう~^^
    でも、書いた後もいろいろと考えてしまって、なかなかまとまらないんだよね↓

    深いです。考え出したら止まらん。どんどん哲学的になっていくような。だけど、やーさんの考えるいい映画はメセーージ&娯楽ががっちりかみ合うものなので、残念ながらランキング上位には食い込めませんでした´∀`

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